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SOLILOQUY

ひとりごと

 
February 23, 2013 11:56:51

宴席

カテゴリー: 日記
洋画を観ていると、サービススタッフが、ドリンクや手でつまめる軽食をトレイの上に乗せて、会場内を持ってまわっているパーティーを見かけるが、残念ながら私はそんなパーティーに参加したことがない。きっと東京都心あたりでは毎夜どこかで催されているのだろうが、私の住む田舎町では、洗練されたパーティーに対応できる文化度の人間が少ないから、ビュッフェ止まりになるのだろう。

そもそも欧米スタイルのパーティーに参加して楽しく過ごすためには、誰とでも話ができる社交性が必要だ。食べてばかりや、一人でポツンと孤立するような人には向いていない。
実は、私は数年前までパーティーが苦手で…、真っ先に会場を出ていたものだ。以前は東京で外国の公館で皇室の出席するパーティーにも参加したが、皇室が公館を出るのを見送って、後を追うように会場を後にした。

そんな私が来月…、自分の会場で欧米スタイルのパーティーを開くことになった。さて今度は今までのようにはいかないぞ…。名のあるバイオリニストやジャズバンドの演奏というエンターテイメントも入れているが、特にスピーチもなく、ともかく私が、みなさんをもてなさないといけない。
そして、宴の最後にアカデミー賞受賞者のスピーチにあるように、名前を呼んで“有難うございました。”と感謝を述べる…さて思った通りにことが運ぶだろうか?

今までのように、最初に会場を去ることだけは避けたいものだ。