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SOLILOQUY

ひとりごと

 
May 29, 2012 13:35:05

検診

カテゴリー: 日記
昨日、私が会社を辞め初めてビジネスを始めた時にパートナーだった男性がやってきた。身長185cmで体重は100kg近くありアメリカナイズされた彼にはたいそう遊び心があり、大人になっても子供心を持つことの大切さを教えてもらった。

3年ほど経って彼の独立を機に一旦離れたが、10年以上経ってお互い本業を持ちながら、また違うビジネスでパートナーになったが結局二人には経営センスが欠落しており、15年前に二度目の分かれが訪れた。
以後、いつも彼から会わないかと連絡が入り個人的な付き合いを続けている。

今年初めての出会いであった。彼はいつもと変わらぬでかい体でやってきた。前回会った時にはジャン・レノに似ていると思ったが、昨日は鶴瓶そっくりに見えた。因みに私もジャン・レノに似ていると言われる。

話を聞くと昨年末に脳梗塞になり、今でも少し顔面に麻痺が残るという。健康そのものに見えた私より若い彼は今では、二か月に一度のMRIの検査を続けなければならない体になっていた。彼を含め私の周囲の連中の老化が気になる。

今朝私は半年に一度、手術の執刀医に診断を受ける定期検診にでかけた。造影剤を投入してのCT検査・レントゲン撮影・血液検査・血圧脈波検査を行った。結果はすべて良好で喜んだものの…、そのあとで“主治医は血管が少し拡張しているね。50mmを超えたら手術せなあかんかも知れんな。そのときは私がしてあげるけどね…。”と、さっき撮影したパソコンのCT画像を説明しながら楽しそうに話しかけてきた。

心臓血管外科の名医は、すでに1320例の手術実績をもつ…。大先生は私の体を切り開きたくて仕方ないようにみえる。
他人のことを心配するより、自分のことを心配しないとだめだ。

5年前に倒れたおかげで、血圧・体重・食事に神経を使うようになった。
二度目の手術を回避するため、生活の節制を心がけようと改めて思った。