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SOLILOQUY

ひとりごと

 
May 14, 2012 12:56:55

青春

カテゴリー: 日記
昨日、香川県にある工場の敷地内で行われたイベントの音響の手伝いに行ってきた。出演者は本場高知で行われたコンクールで1位になったことのある地元“よさこい”チームの踊りと神戸からやってきたオールディーズのバンドだった。
昨年は、高校生のよさこいチームが出演していて、上手いと思ったが昨日のチームは、さすがにワンランク上のキレがあった。

続いてオールディーズのバンドの番になり、私にすればすべて聞き覚えのある曲ばかりなのだが、工場の若い工員たちには馴染がなさそうで最初のうちはノリが悪かった。そのうちに60才過ぎのおばさんが若い子を引っ張り出して何人かが踊りだし、最後は20人以上がステージの前で騒いでいたが、ツィストを踊る者は一人もおらず、ただただ手を振り、腰を回し、無意味にターンを繰り返すだけで、決してダンスとは言えないしろものだった。
オールディーズというジャンルの音楽は、おそらく現在60才半ばの人達に馴染みがあるのだろう…。私の若かりし頃の音楽ではなかった。演奏しているバンドの連中も私より若いから、おそらく彼らが子供の頃、両親が家のなかでレコードをかけていて耳に残り、好きになったのではなかろうか?

私の青春の音楽ってなんだろう…と、考えてみた。
オールディーズではなく、ビートルズやグループサウンズではなく、イーストコーストでもなく、ハードロックでもなく、UKではなく、ジャズではなく、フォークソングでもなく、クラシックや歌謡曲でもない。
ちょうど学生運動が下火になりはじめて、ノンポリ学生が増えてきた頃である。どのジャンルにもどっぷり浸かることはことなく、しかしどのジャンルも聞きかじったように思う。

今の若い人達が年よりになった時、青春の音楽っていうのが“少女時代”とか“AKB48”なんてことになるのかな…。
そういえば、私が学生の頃…寮生活で同部屋になった先輩が“キャンディーズ”とか“ピンクレディ”が好きで、否応なしにレコード聞かされたし、青春なんてそんなもので良いのかも知れない。

それでも、青春の音楽が“オールディーズ”とか“70 年代のウエストコースト”です…なんて、すっきり答える人のほうが、かっこいいと思うんだけれど、これは偏見だろうか…。

まぁー…私に青春の音楽なんてないし、これ以上考えるのは止めておこう。