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SOLILOQUY

ひとりごと

 
May 10, 2012 16:25:45

挨拶

カテゴリー: 日記
朝散歩をしていると、横断歩道で登校中の生徒に誘導と挨拶をする小学校の校長か教頭らしきらしき人が立っていた。
彼の姿は何度もみかけたことがある。彼は小学生だけでなく横を通り過ぎるすべての大人や中学生にも“おはようございます”と大きな声をあげている。もちろん今朝…、私も大きな声で“おはようございます”と、答えた。

彼は、ある中学生の一団に向かって、様子を伺いながら…“おはようございます”と声をかけた。しかし、誰も返事を返さない。返事したのかも知れないが、私には聞こえなかった。その中学生の校門の前では、やはり中学の校長か教頭が立っていて、“おはようございます”と挨拶している。中学生の一団も、校区が同じだから小学校の先生の顔は見知っているだろうに…、卒業したら無視するのが常識とでも言うのだろうか?挨拶は、自分にとって有益な直属の先輩や教師だけにすればよいと教えられたのか?

考えれば校長も、自分が校長だと知られないところでは、誰彼なしに“おはようございます”と言わんだろうに…
そこのところを子供は見透かしてしまうのだろう。大人には、表と裏がある…と。

山で出会った人には見知らぬ人でも、挨拶するのが常識だが、これは誰もいないところで知らない人に出会った場合に反応をみて相手がどんな人物か見極めるためには効果的だと思う。
もちろん私も挨拶は人間関係を築く上で大切な常識だと思う。だが単純に習慣付けすべきではなく、大切だからこそ、もっとデリケートな扱いが必要に思う。

何故、自から挨拶することが大切なのか…お互い気持ちよくなるために…、相手の人間性を見極めるために…、上席に敬意を払うために…、そしてどの範囲で声をかけるべきなのか…、挨拶しないほうがいい場所とか時とかもあるとか…

もっと実戦的に教えることはできないのだろうか…子供たちに見透かされないように…。