今、ウィキペディアのトップページを見ると、ジミー・ウェールズからのお願いというバナーに気づく。 クリックして読んでみると、タイトル通りウィキペディアの創設者からのお願いが書かれており、自社が経費節減をしており、サイトを立ち上げた時の信念を貫いて企業の宣伝広告をとらずに頑張っているから、一般の方からの寄付をお願いする…云々が書かれていた。 最近、口コミ(ツィッターやブログ)が影響力を増し、先ごろまで情報元として宣伝広告に聞き耳を立てていた一般人が、自分で自分のことを宣伝する情報元に踊らなくなってきたように思う。 第三者の意見と称する情報がネットの普及であまりにも多く氾濫している。私の周囲の事業者も通常の宣伝広告への出費を見直し、ツィッターやブログを宣伝広告に真剣に利用しはじめている。 映画“ソーシャルネットワーク”を観ても感じたが、企業が無暗にこれまでと同じ媒体で宣伝広告をしかける時代は終わった…と、ウィキペディアのバナーをみて思った。 私の町の新しい会も、組織の運営費をこれまでのような単なる会費や宣伝広告費と言う名目で集めるのではなく、新たな名目での徴収方法で運営することができないかを模索している。 新しい時代に相応しい組織のあり方を考えていきたい。 世の中の動きに、ついていくのが大変だ。 |