知り合いが、近所で3軒目の店を開いたので覗いてみた。営業時間は11:30~18:00という変則の時間に興味があった。店の狙いは“昼間からワインを飲める店” さて、この店には二つの実験があると分析した。一つは日本でワインがどれだけ普及したか…もう一つは、昼に酒を飲む人がどれだけいるか… ランチメニューは\1,500.の一種類だけである。小さなポーションの4種のキッシュをメインにディッシュに、冷えた前菜3品と温製の前菜3品、そしてパンである。コーヒーやデザートはオプションだ。 3時からは生ハムとかチーズのワゴンサービスがメニューに追加される。 明らかにワインをオーダーさせたい意図が、グラスワイン(小さ目のグラス)が一杯\400.であるのにウーロン茶が\600.という価格設定にみてとれる。 ここのオーナーは関西ソムリエ協会の理事?をしていた人でワインに対する思い入れが強いのだろう。一軒目に出した普通のビストロで成功した。ワイン好きが集まった。二件目はキッシュの専門店を開店した。そして今回の店が3軒目である。 さて、私の感想は中途半端なお店…もう一度行くかと言われれば微妙なところだ。 私も昼からワインを飲むことがあるが、私はマダムのお店でローストビーフサンドを食べながら飲むほうが楽しく思う。 今日のお店は、私たちの他には外人連れの4名の客と近くの会社のペアー客の3組だけ…まだまだ認知度は低いようだ。 実験という点では昔から知り合いのこの店のオーナーにエールを送りたい。 近いうちにまた行くかどうかは別にして、しばらく見守っていきたいお店である。 夜の営業のない18:00までの営業時間で成り立っていくのかどうか興味深い。 |