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SOLILOQUY

ひとりごと

 
November 02, 2011 17:10:29

敬意

カテゴリー: 日記
他人のお金で、自分の作りたいものを作るとき、他のアイデアをけなして、自分の発想の優れた点だけをアピールする人がいるけれど、その進め方は逆効果を生むことがあり、ジャッジする人に悪印象に映り、かえって自分に対するマイナスのイメージが膨らむことがある。

私が、このことに気が付いたきっかけは、若かりし頃のあるプレゼンテーションでのやりとりだった。その時、挨拶直後に、それまでのやり方を強く批判することに時間をかけていたら、ジャッジする人が、今までのやり方は、それが良かれと信じてきた人が、続けてきたのだから、彼らが、積み重ねてきたことにもう少し敬意を払うべきではないか…と言われた時だった。

それ以来私は、プレゼンテーションの際に、過去の方法についての、メリットを私なりに分析してから、さらに良くするために…と続けて、自分のアイデアを伝えるようにしている。はっきり言って、このほうがジャッジの受けがいい。

この手順で話すほうが、懐深く見せられるし、頼りたくなるに違いない。

こんな話、自分には関係ないと思われる方もおられるだろうが、恋人との関係、親との関係・子供との関係・同僚との関係のなかでも頭においておくと、いいことあるかも知れない。

先日、自称詩人という物書きのある女性と話をした。町の現状について、やたらと愚痴や批判を聞かされた。しまいに町の有力者のある女性のことを“あの馬鹿女”などと罵った。これでは、反発だけかって物事は、思い通りに進まない。

自分の思いを伝えようとするなら、誰に対しても敬意をもって接するべきだと思う。