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SOLILOQUY

ひとりごと

 
October 08, 2010 20:04:20

秘書

カテゴリー: 日記
県の地域振興機関が主催する講演会が県民会館であった。この会は10月と11月の毎週水曜日夕方に計8回(?)に渡って開かれている。各専門分野のスペシャリストが週がわりで我が町(歴史・現状・未来)について講演する一般市民に向けて開かれた会だ。この会に出席するためには、\15,000.を支払い参加申込みしなければならない。私の興味のある講演もいくつかあったのだが、ほとんど関係ないテーマに思えたので、申し込みはせずにおいた。6日の水曜日の講演者が居留地研究会の事務局長であり、この日だけ参加(特別料金を払って・・・)できないか月曜日に本人にメールで問い合わせてみた。主催者の返事はNOだったらしい・・・私は成すすべなく諦めたのだが・・・直後に事務局長から電話があり…「スポット参加は、たいていOKなんやけど、この会はあかんみたいや・・・でも、秘書か付き人やったら、かまへん言うてるけど、それでどう?」まさに渡りに船・・・勿論「有難うございます。喜んで行かせて頂きます。」・・・と言うことで、水曜日当日、私は秘書らしいダークスーツ姿で講演者の後ろについて会場にもぐりこんだ。参加料を払わずに、おまけに主催者から「有難うございました。お疲れ様でした。」と挨拶され・・・これでいいのだろうか・・・と思いながらも願いは叶ったのであった。

世の中には抜け道が用意されている・・・そういう道があるということを知って生きているほうが、幾分“楽”に生きていられる。

講演会の後、講演者から「一杯飲みに行こ・・・」と誘われ、駅への途中にある居酒屋で話に花が咲いた。勿論飲み代は“割り勘”・・・研究家の間では“おごり、おごられ”の関係は禁物だと事務局長から聞いた教えを忠実に守ってお開きとなった。
利害関係を作らない人間関係は長続きの鉄則だ。