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SOLILOQUY

ひとりごと

 
October 07, 2010 20:55:02

予言

カテゴリー: 日記
今朝、通勤の途中で町を見下ろす山に登った。空を見上げて頭をぐるっと一回りさせても一点の雲もない晴天だった。この空を記録にとどめて誰かに伝えることはできないように思う。この空は、今そこに立つ私だけが知る晴天である。
しかし眼下の我が町、遠景の大阪そして和歌山には、うっすら霞がかかり、写真日和ではなかった。さて次はいつこの山の頂きに立とうかしら・・・。

ギターの発表会以後、はじめてギター教室にいった。先生は「この間は・・・お疲れさん。あんまり緊張しなかったみたいやね。」と予想通り先日のことを切り出してこられた。「先生・・・右手の指の感覚がなくなってしまって、『笑けにきました。失礼します。』と一瞬、弾かずに引っ込もうかと思ったんです。」と答えると「へぇー、そうやったん。それはまともやね・・・みんな、そうなんよ。その感覚を一度経験してほしいかったんよ。それを経験せなあかんのよね。」と、いつもの先生らしくうまく話を合わせてこられた。続けて「あなたは、残念なことに、急激に進歩し過ぎているから、本当に近いうちに変化が起こるよ。もうすぐ今使って入るギターが物足らなくなってくるのよ。」と言われ「先生・・・でも今は充分満足していますけど・・・」と答えると「だから近いうちに分かるって・・・その時のために貯金を始めたほうがいいよ・・・必ずいいギターが欲しくなるから・・・。」と、おっしゃった。先生は私の未来を見通しておられるようだ。私には見えていない未来を・・・

ギターを弾いてみた。やはり分からなかった。