私のギターが再度入院することになった。今日先生が、私のギターを先生が出来うるすべての改造をやってみて、どこまでレベルアップするか、今年中にやってみたいと言われた。来年から演奏家に専念するとのことで、他人のギターの改造はしばらく止めるとおっしゃる。私もどんなに変わるかみてみたいと思うし、断る理由もなく、私のギターを1週間先生の家に預けることになった。その代替えギターとして先生のラミレス(スペインの最優秀ギター)を貸していただいた。以前の代替えギター(国産の改造ギター)と比べものにならない良い音色だ。同時に私の音を聴く感性が以前より高まったと感じた。先生曰く…改造でレベルアップしたギターの音色についていけるように、この1週間、最高レベルのギターを弾き込んでおくように…ということだ。続けて先生はおっしゃった。「次は本物のラミレスが欲しくなるから…貯金してる?」 そもそも私にはラミレスがどのくらいの金額か分らない。勿論ラミレスは何代も続いているギターブランドだから、造り手によってピンからキリまで(キリはないかな…)あるだろうが、今のところ私には新しいギターを買うための貯金は一切ない。どちらにしても来週改造の終わった私のギターと、もうしばらく付き合うことになるだろう。 今日は、我がホールで第一線の経済評論家による、‘これからの中国と付き合うために…’というテーマで講演会があった。わが町のトップ経済人から国会議員も参加したこの会は、参考になることが多かった。いかに中国が実利主義で動く国かを力説した。経済音痴の私であるが、少し中国が分かったような気がした。日本の政治家にもっと頑張ってほしいものだ。 |