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SOLILOQUY

ひとりごと

 
December 26, 2010 22:05:04

電話

カテゴリー: 日記
天草から、電話があった。“明日の2時半に伊丹空港に到着する予定”だと・・・、しかし私は明日3時から打ち合わせがあり会社を離れられない。“一便遅い便にできないか・・・明後日の便で帰れないか…”と、やりとりしつつ、一旦電話が切れた。直後に大阪に戻っている娘さんから電話が入り、“明日は、大阪へ帰る友人が伊丹まで母と同行するので、空港から一人でタクシーに乗って帰ります。”と連絡がはいった。いくら荷物を宅急便で送って身軽だと言っても、一人での空港内の移動や乗り物の乗り降りは不安であったが、誰かがいっしょであれば、迎えに行かなくても大丈夫と思い、了解した。昨日取り付けた手摺りが明日は役に立ちそうだ。

昼過ぎに以前面会を求めていた真珠会社の社長から電話が入った。伊勢から早く帰れたので今からなら会えるとのこと・・・。会社は休みなので自ら30分後に玄関シャッターを開けてくれるということで出向いた。シャッターの向こうには、いつもと違う私服姿の社長が立っていた。どうやら他には誰もいないらしい。やけに疲れた顔である。聞くと・・・真珠業界は、この時機一年で一番忙しい時期(浜揚げ:真珠貝を陸に揚げる)で休む暇がないとのこと(だが、社員は休んでいる)で・・・そんななかよく電話をくれたものだと感謝した。経営者とは、孤独なものだ。以前は私も一週間に一日、決まって休みをとるなんて考えなかったし、今でも休むことはない。ただ、今は昔よりずっとマイペースで過ごしているから楽だけれど・・・。要件を手短に伝え、ご理解賛同いただいたものだから、早々に退散した。

今日は、思いも寄らぬ電話が続いた。年内のうちに成し遂げたい、心残りが少なくなり・・・嬉しかった。
こういうことは続くものだ。続くと思うものだ。