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SOLILOQUY

ひとりごと

 
December 18, 2010 23:08:47

楽器

カテゴリー: 日記
今日は、朝の7時半に会社を出発し、8時過ぎに本日行われた民団(韓国)の領事館主催の歌謡大会が行われるホールに到着した。関係者は9時前までやって来ず、音響の先生と26才のロックギタリストと一緒に会場前で待ちぼうけた。開館と共にセッティング開始…10時半には完了し11時からリハーサルとなった。韓国製の最新のカラオケソフトをバックに素人歌手達は緊張気味のリハーサルを始めた。出演者の前半の半分の人達がリハーサルを終え、昼食休憩に入った時、「ピアノとギターとドラムの楽器セットはいつセッティングするのか?」と、バンドのメンバーの一人が先生にたずねた。先生は「聞いていない。持ち込みじゃーないの。」と、答えた。一瞬、全員背筋の寒くなる沈黙…と、言ってもみんな大人だから喧嘩になることはなく…どうにか楽器を間に合わせようと皆が手配の電話を始めた。結局、先生の知合いのスタジオで借りることになり、私はギタリストと二人で会社近くのスタジオに戻り、楽器を積んで2時10分に会場に戻った。3時の開演にはなんとか間に合ったわけだが…。実は全曲打ち込みのバック演奏だから生バンドがいなくても皆歌えたわけだ。それにしてもエアーの生バンドをバックに歌謡ショーという最悪の事態は避けられたようだ。予定どおり5時に終了したが、みんな満足そうに帰っていたから、大きな問題にはならなかったのだろう。先生も疲れているし、どのように話がついたか聞くのは止めることにした。

機材撤収し、会社にたどり着いたのは、午後7時半…その後、後片付けが終わったのが8時半、ロックギタリストの若者は、昨晩徹夜でコンビニのアルバイトをこなし、朝からずっと音響の手伝いをして、寝ないで明日朝10時までの夜勤に向かった。若いと言うことは素晴らしい。しかし疲労で風邪までひいてしまったという彼は、次回先生に誘われて手伝いに来るだろうか…私は50%くらいの確率かなと思う。

ハプニングもあり刺激的な一日だった。