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SOLILOQUY

ひとりごと

 
January 25, 2014 12:04:14

憶測

カテゴリー: 日記
私の年上の知人に…、自分が始めた事業の失敗で12 年前に先祖から受け継いだ財産のすべてを失った人がいる。
彼は数年前に心筋梗塞を患い、癌を宣告された奥さんの面倒をみながら新しい事業を起こそうと頑張っているようだが、何をやっても上手く行かず、諦めては直ぐにまた新しい事に手を出すという悪循環を繰り返している。
私は、彼とはある一定の距離をおいて接することにしている。その理由は、彼は私の言うことをいつも自分に都合の良いように理解し、極端な場合私の意図する全く逆の意味にとることがあることを知ったからである。要するに分からん人間だからだ。

彼が何故そんなトンチンカンな理解をするようになったのか、最近やっと腑に落ちた一瞬があった。

思ったことを羅列してみた。
子供の頃から今までの間、彼に逆らう者がいなかった。彼の考えに面と向かってダメだしする人がいなかった。彼のことを心から思って怒る人がいなかった。もしくはそんな人から逃げた。彼をかばう人が常に周囲にいた。あるいは隠れる場(逃げ場所)が与えられた。…と、憶測してみた。
そうすると、彼のことが実に理解できるような気がしてきた。

さて、これから彼に手を差し伸べてみるか?それともやはり距離をとっておくか思案のしどころだ。
やはり近づかないにこしたことはないと、自分の気持ちが落ち着くことを願う自分である。