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SOLILOQUY

ひとりごと

 
January 17, 2014 13:28:39

防災

カテゴリー: 日記
一昨日夕方から会議があり、出席メンバーのある大学の副学長が冒頭…“みなさん帰るまでに、今からお渡しするアンケートに記入をお願いします。”と言って用紙を配った。
会議中にアンケートに書き込めという指示を、学校関係者がするのも“授業中に好きなことをやってもいいよ!”と言っているようで妙な話だと思いつつ、私は言われるままに答えを埋めて行った。

アンケートの中身は防災への備えについてであった。
昨日再び副学長に会い、アンケートの目的について話を問うと、阪神淡路大震災から19年目をむかえるにあたり、市民の防災への備えの希薄化を証明したかったと答えた。
そお…そのとおり…私も震災の記憶は遠いものになりつつある。20年という年月は、忘れてはならない記憶を風化させるのに、充分な時間に違いない。

副学長は語った。“南海トラフが動いたら阪神淡路大震災の被害どころの話ではおさまらないよ!今、災害を防ぐ備えをしておかなければ…、19年前の震災の恐ろしさを知っている者が、それを越える地震の備えをしないでどうする?先ず自分の家の耐震対策をちゃんとすることを忠告する。家が無事であってこそ…はじめて次の行動ができるのだから…。”

昼から、友人のブログを見た。今朝の追悼式の参加の様子が写真とともにつづられていた。
私も、遅ればせながら黙とうをした。         2014年1月17日