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SOLILOQUY

ひとりごと

 
January 21, 2014 17:19:24

盛衰

カテゴリー: 日記
午前中、25年前に新幹線の駅の近くにできた商業施設に行った。

当時近隣の在来線の商業施設の売場面積の40%にあたる売場を持つ商業施設が、一気に立ち上がることに、古参の地元商業者が戦々恐々としていたことを思い出した。今日久しぶりに施設内に入ってみたら、すっかり寂れていた。

新しい施設には、できた時には人が集まるが、時間が経過して近くにさらに新しいものができれば、すぐに錆びれてしまう。当たり前のことだが、活気に溢れていた、できた当時の様子を思い出し、寂しさがこみ上げた。新しいものは古くなる。老舗や伝統になることは難しい。

10年単位、四半世紀単位で町の盛衰を語れるほど、自分も古くなったことを、素直に受け止めなければならない…と、思った。
私は、私が生きた証を誰かに伝えてもらえれるような人間にはなれそうもない。