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SOLILOQUY

ひとりごと

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June 20, 2013 13:49:04

牛肉

カテゴリー: 日記
近頃、牛肉をあまり食べなくなった。若い頃は牛肉が一番のごちそうだったから、チャンスがあれば、いくらでも食べたいと思った。特に脂のよくのった肉なんぞたまにステーキ屋で食べたいと思ったけれど、最近ではそんな肉が運動不足の病気の肉にみえてきた。

家で食べる肉は鶏肉や豚肉が多くなったし、それより魚を食べる機会が増えてきた。
マクドナルドもケンタッキーフライドチキンも久しく食べていない。

それでも、たまに牛肉も食べたくなることがある。そんな時は少しだけ口に入ればいい…。病気の肉は多くはいらない。

年をとっても、少しは毒を食うのがいいに違いない。

あーっ
年をとったものだ…。
June 19, 2013 13:12:20

招犬

カテゴリー: 日記
昨晩、知人の経営するレストランに、市の幹部と日本を代表する政治学者が食事をしにきた。昨日の昼頃、店にSPが事前調査に来ていたから、いかに大物かがわかる。

レストランとしてはレベルの高い店だが、売上が減っているようで主人の機嫌が悪い。売上が良い時には聞かなかったが、うまくいかなくなると“場所が悪い”と最近良く言うようになった。

さて良い場所とは、どんなところだろう。駅前の通りに面しているガラス張りの場所だろうか?でも、そこにはVIPは来ないだろう。主人はVIPが食べに来る店だということを誇りにしているようだから今の店がいい場所だと思うのだが…。

主人は、本当は分かっているに違いない。場所のせいではないことを…。誰かの責任にすることで自分の力のなさを誤魔化していることを…。

主人の店には、最近“看板犬”と称する犬が徘徊している。フランスのレストランやドッグカフェなら分かるのだが、日本のフレンチレストランではね?

私には、売上が低下してきた原因は、看板犬のせいだと思うのだが、主人は犬がお客を呼んでいると言い張っている。

犬が店に来た時に、私は思い切って注意したが、自分の思いと違う声は聞く気がないようだ。

だから、主人は犬好きとVIPだけが来てくれる店を目指しているに違いない。そうであれば“場所が悪い。”なんて泣き言は言わないほうがいいと思うのだが…、まぁー、あまり私が気にすることはないよなー。主人のことは好きなんだけどなー。
June 18, 2013 10:45:17

大人

カテゴリー: 日記
世の中には大人が少ない。私が大人の仲間入りができた時…は50才を過ぎていた。中学生の時から子供と二人で生活したが、子供の私が、よく自分の子供を育てたものだ。まさに彼が登校拒否をしていた時…なすすべがなかった。

あの頃は、死ぬことが恐かったし、世の中には自分ではどうすることもできない壁があると思っていたし、背伸びして大人のフリをして生きていた。
今では、数秒後に死んでしまうこともあると思っているし、世の中には乗り越えられない壁はないと思っているし、こどものように周囲に囚われないで自分を表現できる。

これからの人生は、いい大人の顔をして生きていきたい。

そんなことを考えていたら、自分が数少ない大人のなかの、まだ子供だと思えてきた。

死ぬまでに本当の大人になれればいんだが…。
ダメなら生まれ変わって、また大人を目指して生きることにしよう…。
June 17, 2013 11:00:22

感謝

カテゴリー: 日記
私から何も告げずに離れて行った人がいて、離れて行った理由が10年分からなかった。先日彼女との共通の知人との会話のなかで、その話題になり私の心当たりの理由を話してみた。すると知人は最近彼女から思いを告げられており、私の心当たりがすべて正しいと言ってくれた。

それを知ったら、はじめて“申し訳ない。悪かった。”と言う思いが腹の底から湧いてきて、改めて彼女の幸せを祈った。

私は、あの当時と比べ格段に成長できた。そうなるまでに10年と言う時間が必要だった。その時間を与えてくれたすべてのものに感謝したい。
June 16, 2013 16:56:27

信用

カテゴリー: 日記
昨日、オリーブ研究家の教授からメールが入り、私の仕事場の近くでオリーブの植樹をするから時間があったら出てこないかと誘われ、小雨降るなか小さな美術館に足を向けた。ついてみると、先生は植栽の真っ最中で話のできる状態ではない。私も苗運びを手伝うはめになった。

雨は本降りになり、仕事の手を休め館内のカフェでに入り、ボランティアで先生を手伝う初老の男性(郵便局に勤める自称カメラマン)といっしょにお茶を飲んだ。
先生が私に手渡したものは、A4100枚に及ぶ先生の研究論文と、明治前半に出版された日本初のオリーブの育て方を記したカラーポスター(?)、それに明治中期に出版された“果樹栽培全書”という書物であった。いずれも白手袋をしないといけないような資料を先生は、いとも簡単に私に手渡したのだ。先生がいかに私を信用していただいているかを重く受け止めた。

現在、居留地時代の絵本(絵解き本)を作成中だが、完成後にはオリーブの本を作ることになりそうだ。私の書きたい小説は後回しにすることしよう。今は先生の期待に答えたいという思いが強い。

他人から信用されることは有難い。信用を裏切らずに生きていきたい。

小降りになった雨のなかを、決意を新たに坂道を下った。
June 15, 2013 11:14:58

大人

カテゴリー: 日記
一昨日、マダムの店で“薔薇の花を愛でる会”が開かれた。マダムがフレンチレストランを経営していた時に、店の前の植え込みにあったフランス種の薔薇の花を、今の店のビルの入口に鉢植えに替えて持ってきていて、毎年前の店からの顧客で薔薇の花が好きな人達が7~8人ほど集まり薔薇を肴に食事会を開いている。
2年前には、人数が足らなくて私も呼ばれたことがあるが、今年は薔薇の花に興味のない私には声がかからなかった。

昨日、マダムから前日の薔薇の花の会での一つのエピソードを聞いた。

マダムが、もうすぐ詩集を出版する…と集まった顧客に報告した時のことだ。
みんなから完成したら同じメンバーで出版記念パーティーをしようと声が上がった。
すると、以前三ツ星レストランのシェフをしていた客が、
“それでは、場所を探しておきましょう。”と言った。
“馬鹿ね、この店でするから意味があるんじゃーないの。”と病院の院長夫人が言った。
一人の客が“じゃー私は、一冊予約しとくはね!”と言った。
みんな同調したが、一人だけ大学教授が反応しないもので、“先生は、いらないんですか?”と、他の客が尋ねた。
先生は“俺は、いらんよ。この店に来て立ち読みするから…。”と答えた。
“先生は、そんなケチだと思わなかった。”と院長夫人が臆面もなく突っ込んだ。
すると教授は“分かってないねー。立ち読みするほうが店の売上があがるんだから…。”

こんな会話があったそうだ。みんなマダムの店にお金が落ちるように考えているんだ。

しゃれた大人の会話である。
June 14, 2013 15:42:06

良品

カテゴリー: 日記
IKEAに行ってみた。今、仕事用のデスクチェアを探している。少し良いものがほしくなった。
高いもので2万円程度の見本がたくさん並んでいた。もう一つピタッとくるものがなく、IKEAを出て大手の家具専門店にも行ってみた。そこでは私一人に一人の営業担当者が付き、売場まで連れていかれ説明を受けた。最初に見せられたのがアメリカのメーカーで一脚が16万円のものだった。同じ価格帯の商品説明が続いた。
次に店の一押しだと言う6万円台の椅子を見せられた。安く感じた。私は基本的な営業テクニックにはまっていると思った。
しかし自分で座ってみたら、確かに座り心地が良く、担当者の説明もありIKEAの椅子との違いがよく分かった。1時間ほど説明を受け、次の予定があったから即決せずに店を出た。

最近安いものばかり買っていたから、久しぶりで良いものが良いという感覚が蘇った。特に椅子は靴と同じように長時間身に付くものだ。本当に自分にあったものは少々高くても手に入れるようにしようと思った。
そうすれば、もっと良いことがやってくると言う感覚を思い出すことができた一日だった。

私は、今…人生のおいて良い流れのなかにいるに違いない。
June 13, 2013 13:46:04

宝籤

カテゴリー: 日記
私が宝くじで1億円以上当たったら、みんなでアラスカ旅行に行きましょう…と、マダムに言った。
今、サマージャンボが売り出されているが、私は昨年買ったサマージャンボの宝くじを、当選番号を確かめずにそのまま持っていて、おそらくこれが当たっていると信じている。
気を付けなくてはいけないのが、引き換え期限が近づいていることだ。確か8月半ばを過ぎるとなにももらえない。

いつも、新しいくじを買いに行った時に前回買ったくじを売場のおばさんに見てもらっているので、1年近く買ってないことになる。

次回はいくら買おうかな?

マダムをアラスカに招待する時は、その間の休業補償も必要だろうか?いや、それはないだろう。

…なんてことを考えていると、幸せになってくる。
June 12, 2013 10:57:27

約束

カテゴリー: 日記
私が若かりし頃に訪ねたアメリカの田舎町。
近いうちに、また行こうと思いつつ、35年が経ってしまった。あの町で出会った美術館のキュレーターやホテルのスタッフは、もういないだろう。家を訪ねた画家は病気で手が動かなくなり、あの町を離れたと30年前に報せを受けた。きっともう亡くなられたに違いない。

もう一度町を訪ねると声をかけた…、今はもういない町の人々の約束を果たしたいという思いが頭をもたげた。

この35年で、町は、何が変わり、何が変わらないだろうか?
この35年で、私は、何が変わり、何が変わらないだろうか?

確かめてみたいという思いで、今秋、旅に出ようと思う。
June 11, 2013 12:34:52

電波

カテゴリー: 日記
昨夕、仕事を早く終えての帰り道…少し横道に逸れたところにある湖?に寄った。今年は去年よりも水かさが少なく、湖のなかを泳ぐ鯉も窮屈そうに見える。昨年一度も開くことのなかった食堂は、今年も閉まっていて、もう二度とあのおばちゃんの手によって開くことはないのだと悟った。おまけに今年は自動販売機も撤去されており、ますます人の気配を感じない。
それでも対岸に声が聞こえ、一組の少年のグループが目にとまった。彼らのすぐ横のベンチには一人の老人がばんやりと湖を見つめている。湖の周囲を歩いているとプローン自転車?(サドルのない自転車)に乗った初老の男性が石段を登りきれず立ち往生していた。

このオゾン溢れる環境が私と数人の人達だけのためにあることが信じられない。どうしてみんなここに来なくなったのだろうか?大阪に新しくできた商業施設にいっているのだろうか?

しばらくして、携帯が振動し、町のボスから市へのプレゼンテーションが採択されたことを祝うメッセージが届いた。
ここには電波が届いているのだと思った。(途中の山道では電波がとどかない)

どうせなら電波がとどかないところに行ってみたいと思った。
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