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SOLILOQUY

ひとりごと

 
June 27, 2013 11:15:31

移住

カテゴリー: 日記
先日、店舗を構えず、ネットだけで、東京在住アーティストの住居の他府県移住推進等の仕事をしている男性と小一時間話をする機会があった。彼は日本の大学を卒業しアメリカで都市計画に関する博士号を取得、森ビルに入社し六本木ヒルズの計画に初期段階で関わった。その後アメリカでコンサルタントとなり、再び日本にもどりリゾートホテルの開発運営、その他各種飲食店の企画運営を行ってきたという華々しい経歴を持つ。

彼が、何故私の近くにいるのか、私には分からない。近いうちに聞いてみようと思う。

ネット社会の急速な進歩のおかげで、会社で時間拘束され一日を送ると言う今での常識が崩れ、ネットを利用するクリエーター達が先陣をきって、東京を離れ、物価が安く環境の良い地方都市に移住する傾向がますます加速するという未来を彼は語った。
上役が窓際に席をとり、下のものが窓際から遠くに席をとるというオフィスフロアーの座席配置の常識が崩れ、幹部は別室に移り、一般オフィスフロアーには机はあるがフレックスで誰もいないという会社が増えていると言う。それはデータ送信の高速化が大きく関係し、ネット会議というものが会議の常識になりつつあると言うのだ。

クリエーター達は、空気が良く、山や海に囲まれ、新鮮な食べ物があり、首都圏の数倍広いオフイス兼自宅で好きな時に好きなだけ作品を作り、出来上がったデータを送信する…こんな生き方が常識になりつつあるらしい。

彼曰く、すでに、私の近くにも、素晴らしいアーティストが生活していると言うのだ。

私は、この街から離れえることを夢見ていたけれど、もう少しこの街にいようかな…。



写真は雨が上がった昨夕、私の家から見た景色だ。遠くに私の町が美しく見えた。