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SOLILOQUY

ひとりごと

 
September 10, 2012 11:56:13

小嘘

カテゴリー: 日記
先日のワイン会で隣の席に座られていたご夫婦は、ご主人が白髪で地味な服装なもので、てっきり私より年上だと思った。会の終わり頃、私が例の謎の京都人に年齢を尋ねると…50才と、答えた。私と同い年ですね…と、私が言うと、ご夫婦の奥さんも…私も50才です…と言った。続いて奥さんは…主人は54才です…と、言った。

白髪のご主人が私より若いことに驚いた。良く見るとご主人は童顔であり、年相応に見えてきた。
私は、嘘をついて自分の年を若く…言ったが、訂正する機会を逃してしまい、みんなが私を50才と信じて終演となった。
次回のワイン会でも、50才で通そうと思う。

久しぶりに会社の本棚にある1914~1936頃の有名人の写真集を見ていたら、隣にいた人がこのポートレイトを見て、私に似ていると言った。他の人に見せてみると、似ていないと言った。
もう少し顔を丸顔にしたら…自分では少しは似ていると思う。それと、知性的な要素をもう少し控えめに見て頂いたら…、年齢は私のほうが若いと思うが、私は嘘つきだから、あまり信じないほうがいいかも知れない。

この写真の人物は、偉大な音楽家である。
自分と比較するのは、おこがましい。ご一笑あれ…。