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SOLILOQUY

ひとりごと

 
September 08, 2012 13:35:41

埋合

カテゴリー: 日記
一昨日、マダムの店でコーヒーを飲んでいたら、翌日のマダムの店のワイン会(二か月に一度)に参加予定のご夫婦からキャンセルの電話が入った。身内のご不孝という事でご夫婦のお気持ちを思い…対応しているものの、マダムの心中がおだやかではないことが察せられた。…と、言うのも、また蒸し暑さが続くなかでのこの度のワイン会では、なかなか参加者が集まらず、なんとか最低集客数の8名で開催に踏み切ったものだから、6名になると採算があわないのだろう。特に、この度開栓するワインのリストに1本\70,000.近くの赤のマグナムボトルがあると前ふりしているから大変だ。人数が少なくなったから開栓を止めますなんてことは言えない。
私が店にいることを忘れて考え事を始めたマダムに“私が参加しましょうか。”と、つい口にしてしまった。最近酒を飲む機会が多くなっている私は、この度のワイン会をパスすることにしていたが、マダムの顔を見ていると…なんとかしてあげたくなってしまった。しかも他の参加者の顔ぶれを見ていると大学の教授やドクターばかりで、話し相手に困ると思い、急きょ女性友達をメールで誘ってみたら、喜んで参加すると即刻返事があり、結局キャンセルの埋め合わせを私がする羽目になった。

マグナムボトルは確かに美味かったが、ワインの味を覚えられない私は、今はもう、どんな味か忘れている。
飲んだ記念にと、当日のワインの写真を撮っておいた。

私に上手いワインは、もったいない…と、思う。

ワイン会当日、マダムの顔が晴れやかだったことが、尿酸値が高く節制が必要な私の救いであった。