明日、歴史研究家から依頼された居留地返還以前に外国人向けホテルの経営を任されていたイギリス人女性のビジュアル資料が完成する予定である。その旨、研究家に電話を入れた。5月中に引渡しを約束していたため、明日の夕方にでも会えるかと訊ねた。研究家は長崎にいた。10日前に1週間ほど、研究のために長崎に行くと聞かされて別れたが、後4日ほどは九州に滞在すると言う。60歳を前にホテル業を引退したと言う研究家は、いったい何者なんだろう。 今日、京都のクリエーターと出会った。午前中から神戸に来ていて、夕方マダムのサロンに立ち寄ったのである。週末はいつも神戸に来ているようだ。彼のことで分かっていることは、独身であること・・・パソコンの仕事をしていること・・・その他、彼が何者か誰も分からない。 最近、私の周りには、何者か分からぬ人が多くなった。何をして食べているんだろう・・・という人が多くなった。いつか、もっと親しくなったら聞いてみようと思う。 ひょっとすると、私も周囲の人に得体の知れない人物と思われているんだろうか・・・ |