acchan.com恋愛お見合い - 無料の婚活サイト  どなたもログインしてません  

SOLILOQUY

ひとりごと

 
May 03, 2010 21:09:14

仮装

カテゴリー: 日記
私の町では、5月1日・2日・3日とチューリップの花びらを道路に敷き詰めるイベントがあった。私は、この祭りとは何の関係もないが(少し協賛しているが)年に一度、数十万人が訪れると言う祭りに、仮装して普通に町を俳諧した。そのスタイルを紹介すると・・・

①カーボーイハットにジェーソンの仮面を付けて白いカッターシャツにサスペンダーの黒パンツ、片手に黒いバイダーと書類をかかえるの図
②黒いスーツに黒いカッターシャツでシルクハットをかぶり、オペラ座の怪人に出てきそうな金色のアイマスクをつけるの図
③その他、鬼の面・おたふくの面・びっくりメガネも用意したが、この祭りには相応しくないと思い、これらは使用しなかった。

祭りには高靴を履いたプロのピエロやコスプレ少女も参加していたが、私の狙いは彼らと違い、目立つことが目的ではなく、普通ではない人格が普通にベンチに座っていて、気が付く人だけが気が付いてくれれば良いというような狙いであったわけで、思い通りの通行人の反応に自己満足した。
こんな話をすると、私がコスプレが趣味ではないかとか、女装趣味があるのではないかと想像豊かにされる方もおられるかもしれないが、全くその気はない。
ただ、ただ、祭りを私なりに楽しんだだけである。

昔読んだ安部公房の小説で“他人の顔”とか“箱男”という作品があったけれど、全ての人に今の自分の人格ではない違う自分になってみたい・・・と言う願望があって、私はそんなささやかな願望を祭りをだしに実行してみただけである。
因みに、この経験で満足した私は、二度と仮装しようとは思わない。