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SOLILOQUY

ひとりごと

 
May 13, 2010 23:57:13

兎亀

カテゴリー: 日記
のろまな亀が最後に俊敏な兎を追い抜くという“兎と亀”の童話の意味を、考えてみた。この物語は、「諦めずに粘り強く頑張っていれば最後にはいいことがありますよ」という話のように子供の頃に教えられた気がするが・・・今考えてみると、他にも違った意味が見て取れる。

例えば・・・
 「調子のいい奴は、ポカをする。頑張ってたら追い越せるぞ。」
 「どんなに能力のある者でも気を抜けば、のろまに追い抜かれる。気を抜くな!」
 「不器用な奴の方が、仕事を覚えたら確かな信頼できる仕事をする。」
 「兎は兎の・・亀は亀の仲間で競争させれば良い。能力の違い過ぎる者をいっしょにするな!」

私は、自分で自分のことを“亀”だと思っている。決してスマートだとは思っていない。
物覚えも、要領も悪くて、不器用だ。そのように自己分析している私は、決して“兎”とは戦わない。
亀は兎には見えない地面の起伏や石ころを見て、そして避けて目標を目指す。途中で休んでも、振り返っても、自分のペースで進めばよい。時間がかかっても兎より、多く物を見て感じている筈・・・。
急ぐことは兎にやらせれば良い。亀は亀のすべきことがある・・・と思っている。

あなたは、兎ですか?亀ですか?