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SOLILOQUY

ひとりごと

 
May 15, 2010 20:31:20

アー

カテゴリー: 日記
ギターの調弦をする際に音叉で先ず第5弦の開放弦から始める(最近は音叉を使わずデジタル機器で調弦するが)。その音は“ラ”の音でドイツ語では“アー”の音となる。この“アー”の音が赤ちゃんの産声の音であり、どんな国の子供も、男子も女子も全て同じ高さの“アーッ”という産声を上げて生まれる。だから人として初めての音“アー”が基本の音になると先生は教えた。本当かなと少し思うところもあるが、私の心は完全にこの先生に掴まれた。技術的な指導だけでなく、要所に掴みとなるエピソードや知られていない真実を挿入して話されると、興味の惹かれ方が違う。私は教え方の上手い先生に巡り合ったのかもしれない。
さて、私は先生の演奏を真剣に聞く機会を持たずに習い始めたわけで・・・果たして私の先生は演奏家として優れているのだろうか?教え方のうまさと演奏家の実力との相関関係が私にはまだ分からない。多分間違いなく上手いと思うのだが・・・近いうちに先生の本気の演奏が聞けることを楽しみにしよう。それまでは自分の直感を信じてついていこうと思う。

しかし“掴み”は大切やね・・・そのためには、知識の引き出しを多くしとかなくては、いい教え手にはなれないと思う。さて練習、練習・・・。ギターの先生になるつもりはないけど・・・。