今日は、我が町で最高のリゾートホテルを目指すホテルに仕事で行った。“目指す”・・・と言うのは、そのホテルの目標であるから、(確かに従業員専用エレベターにその目標の標語が掲げられていたのだが・・・)一般顧客からみて、そのレベルにあるかどうかは別の話になる。仕事でホテルに入館する場合には、当然裏の搬出入口から出入りするわけだが、ホテルによってその入館時の管理体制には明らかな差がある。一流の名前を持つホテルは、館内の目的地に辿り着くまでに会社名や名前の記入と入館書を渡される。今日のホテルは、はっきり言って全くノーチェックだった。極端な話・・・誰でも入れると思った。表向きの豪華さや新しさではないホテルランクの基準が管理チェック体制と言える。今までの経験から言うとオークラはさすが・・・と思わせる体制をとっている。設備設計の段階で、どれだけ管理上のスペースをとっているか、どれだけ導線が考えられているかで管理の質が決まるから、今日のホテルは建前上大目標を掲げていても裏側を見てしまった私には空しく感じる。 だがしかし、表向きは豪華で綺麗で港を望む景色も良さそうなので、一度だけ全室に備わったジャグジーバスの一つに入って海を見ながらシャンパンでも飲んでみたい。できればこの秋までには宿泊したいと思っている。 |