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SOLILOQUY

ひとりごと

 
June 27, 2010 16:49:09

納得

カテゴリー: 日記
先週の土曜日とは打って変わって昨日のギター教室はとても静かで、2階の教室には、誰もおらず、先生もおらず・・・先生が顔を出し「ちょっと待ってて!」とおっしゃり・・・20分程1人で練習していたら、おもむろに先生現れ、「なかなかうまいと家内が言ってたよ。1階にはよく聞こえるんだわ。」とおっしゃり・・・「えっ・そっ、そうですか?」と詰まりながら答えた。そう言われて悪い気はしない。先生続けて「爪どぅ?」とおっしゃり・・・右手を差し出すといつものように私の爪をやすりで砥ぎ始めた。作業しながら「ええ爪してるね・・大きくて平らな爪がいいのよ・・・ギター弾くには・・・ギター弾きの爪やね!」とおしゃり・・・「えっ・そっ、そうですか?」とどもりながら答えた。昨日は非常に沢山の刺激ある演奏法を教わり、私の受け入れ能力がいっぱいになったので、先生に「今日はこれ以上の練習は私の限界を越えているので、もう入りません。」と言って、二人で“感性”についての話を始めた。先生の話を聞いて、私の考えを言って、先生が刺激を受けて質問してくるので、私の思いつきを言って・・・2時間も経ったので帰ろうとすると、先生が「あなたと話していると、イメージが広がって楽しいし参考になるわ・・・今日の話もまた使わせてもらうわね・・・こっちが、授業料払わんといかんみたい。」とおっしゃり・・・今度は即座に「えっ・そんなぁ・・・。」

後で思うに、あの時「じゃーっ、授業料は相殺しましょう。」と言ってみれば良かったと後悔する。私を気持ちよくして教室を送り出した先生の方が上手だったと納得した。