朝から携帯の留守電にある取引先から伝言が入っていた。 胸騒ぎがして腹の底に重たいものが溜まった。 昼から別の取引先の社長が面談を申し出てきた。 さらに重たいものが腹に溜まった。 物事を悪い方に捉えると、体を壊すと知っているのに…、 心のなかで不安が増長し、呼吸が小さくなる 。 あの時の辛さが蘇る。たまに、そんな時がある。 不安な思いは的中することなく一日が過ぎていく。すべて思い過ごしだった。 この体に悪い感覚は、私の大切な経験から生まれたに違いない。 体も事業も調子に乗らないように…手を抜かないように… 常に備えよ…との警鐘だと思いながら、帰路についた。 |