昨日、家に帰るために電車に乗った。最後部の電源OFF車輛だ。いつものように私は電源を切らずにマナーモードの状態で乗った。ほとんどの乗客が座れるほどの空き具合の車輛に2~3名が携帯電話を触っている。さすがに電話するものはいなかったが、ネットかメールしていたのだろう。 “携帯の電源をOFFに…”と、言うことは“電話をするな!”という意味で…メールやネットはかまわないと言う事のなのだろうか?…であるとするならば“車内での電話は禁止!”と、書いた方が良い。もし電源が入っていることでペースメーカーに誤作動を及ぼす危険があるなら、電話を触っている人に誰かが注意すべきなのだが、誰もしない。私もしない。 後部車輛だから車掌の目にも見えているはずなのに、社内アナウンスで決められた言葉で注意を呼びかけると、第三者を決め込んでいる。 一人の若者が、携帯を触り、もう片方の手で菓子パンをほおばりながら最後尾の車輛に移って来て扉にもたれかかった。 さて電車のなかでの飲食は許されるのだろうか?熱中症とかの季節だから、水分補給のためのペットボトル所持は許されるだろうが、菓子パンはなぁー? 一人のおばさんが、その若者をにらみつけた。だが彼は気が付いていないふりをしているのか、おばさんとは目を合わせない。 途中の駅で空いた席に若者が座ろうとした。その席に座ろうと進んできた老婆に気が付き、席を譲った。 みんな悪い人ではないのだと思った。 ただ、標語・表示を掲げるものは、その責任のもとに周知徹底してほしい。そうでないと、悪意のない悪人を生んでしまうことになるのだから…。 みんながやれば、恐くない…と言うルール軽視の風潮は、良くないものね。 今日から、最後部の車輛に乗る前に、携帯の電源を切っておくようにしよう。 |