世間では、原子力発電の安全神話が崩れたというが、そのおかげで人は電気が足らなくなるものだという事を知った。電気は無限ではなかった。 神話が崩れた時はいつも空しい。 神話は神が作ったものではなく人が作ったもの…、不完全な生き物である人が作るものに絶対はありえない。 人が作り出したこの世のすべての神は不完全に違いない。 不完全な神は不完全な世界を作って、そのなかの不完全な生き物とともに営みを体験し楽しんでおられる。 だから、私も生きていくうえで体験するすべてのことを楽しんでいたい。 そうできた時に不完全な神の望みに近づくことができるに違いない。 そう思えた時に、自分の思ったことが、目の前にやってくると信じることができるに違いない。 |