昨晩、27才だと言うのに35才くらいに見える若い銀行マンを誘って食事に出た。最初に老舗の和食の店に顔をした。 2軒目に、1週間のうち5日は飲みに出るという彼のお薦めのショットバーに行ってみた。私の職場の直ぐ近くだが初めて行く店だ。 階段で2階に上がると洗練された内装の店が現れた。6~7mのカウンターと8人ほどが寛げるソファー席が1室あった。カウンターにはバーテンが3人…一番年上の40才半ばの男性に話を聞くと16年前に店を始めたオーナーだと分かった。 内装、サービス、聞かれた事への受け答え、グラス・器、フレッシュの果物を使用したカクテルの作り方、気の利いたチャージのおつまみ…どれをとっても隙のない店だ。“灯台下暗し”だと思った。 私達は互いに一杯だけ飲み、彼が勘定を払って外へ出た。 そして、仕事関係の相手と飲みに来る店ではない…と、悟った。 店に緊張感があり過ぎると会話に困る。素敵な女性と来たい店だと思った。 その後、オープンして14年目のレアな酒瓶が内装の全てと言う…葉巻の煙漂う男のバーへ行った。その店には酒好きの名だたる著名人が集う。 扉を開いたのは、何年振りだろうか? やはり一杯だけ飲んで外へ出た。 歩道には人気がないが、両店には客が入っていた。2店とも良い店だと思う。 私が、次回これらの店を訪ねるのは、数年先になるだろうが…、いつまでも同じ場所で営業を続けていてほしいものだ。 Good Barよ、永遠に…。 |