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SOLILOQUY

ひとりごと

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February 11, 2014 19:30:38

思付

カテゴリー: 日記
昨日、急に東京に行くことにして、8時半過ぎに新幹線に飛び乗った。祭日前日にホテルの予約もなく、初めてスパに泊まった。
あまり眠れなかった。

今日の午前中、お目当ての代官山のTSUTAYAに行った。聞いていたとおりうまく店舗構成されていて納得した。

昼に神楽坂の一つ星フレンチレストランで食事をし、その後お堀のカフェでお茶をしてから、秋葉原に向かい散策、フィギュアのショップを数店見てまわった。
夕方、また神楽坂にもどり蕎麦屋で晩飯を食べ、今帰りの新幹線のなかである。

よく歩いた。
とりとめのない、思いつきの旅である。
February 12, 2014 16:05:45

偶然

カテゴリー: 日記
昨日、東京を回ったなかで、一つ書き忘れた場所がある。
建国記念日の“靖国神社”である。
こう書くと、私の東京小旅行の目的が靖国参拝であって、実は私が隠れ右翼なのだと思われた方がおられるかも知れない。確かに私の祖父は頭山満と交流があったようだが、終戦のお蔭で特攻で散りかけた命を拾った私の父は、戦後、いわゆる一般人として生きたようだし、私もそう生きてきた。

あくまでも、まったく偶然…建国記念日に参拝したのだ。

アナログカルチャーのテーマパーク 代官山“蔦谷”… おたくカルチャー “秋葉原フィギュア” … そして日本国を考えるうえで時の聖地 “靖国神社”  この三つの文化をかすめる旅がしたかったのだ。
実は、まだおまけがある。2時頃東京ドームの横を歩いていたら、数百人のコスプレ集団とカメラマン集団に出くわした。
それは…それは…近寄りがたい風景だ。

“この国はすごい。一見交じりあいそうもない、いろいろな文化レベルの人達がいっしょくたに生きている。日本は凄くて、面白い。”と、帰りの電車のなかで呟いた。
February 13, 2014 10:47:48

手作

カテゴリー: 日記
昨日マダムから、一冊の絵本を渡された。昨年秋のマダム主催がしたボジョレーヌボーの会で、隣の席に座ったセレブのおば様が、自分作った絵本を私に見せてくれると言う話をしていたことを思い出した。

前日に行われたマダムの本の出版記念パーティー(マダムを囲む数組のグループが順番にマダムの店で5~7名で会の開いている)に参加したセレブのおば様が、数か月前の私との約束を守って絵本を私に届けるためにマダムに託したのだ。

その本の絵は見るからに素人作品で、ストーリーもこれと言った教訓、感動、面白さもない。一つ…目についたことには裏表紙にセレブのおば様が作詞した詩と楽譜があったこと…作曲者は町で有名な作曲家だ。お金はかかっているに違いない。

私は、まだ本の御礼を言っていない。実のところなんて言えばいいのか分からない。“あなたらしい作品ですね。”くらいしか思いつかない。その一言を言うためにマダムからおば様の電話番号を聞いて(メール等されていないようだ)電話する勇気も湧いてこない。
‘あなたらしい作品ですね’と批評された時には、相手が困っていると気が付いた。

3月にマダムの主催する、ジャズライブのパーティーでお会いするから、その時まで黙っておくことにした。

明日はバレンタインデーである。なんとも思わない人から手作りのものを渡されると困ることもある。この度の絵本はまさにそれに近い。
手作りは無暗にプレゼントすると相手が困ることがあるがあると肝に銘じよう。
February 14, 2014 18:26:41

謙虚

カテゴリー: 日記
この世界には、自分が今まで経験した痛みより鋭い痛みに耐えている人がいる。
この世界には、自分が今まで経験した悲しみよりも強い悲しみを味わっている人がいる。
この世界には、自分が今まで経験した喜びよりも、さらに大きな喜びを感じている人がいる。

自分の経験したすべてのことが、人が一生で経験することの、ほんの一部に過ぎないと知って、穏やかに過去を振り返り、静かに未来を見つめる姿勢のことを“謙虚”と言うものではなかろうか?

今日は謙虚に生きたいと心から思う。
February 15, 2014 10:31:16

溜息

カテゴリー: 日記
昨日、契約上の話し合いで相手から厳しい現状を聞かされ、支払いを待ってほしいと懇願された。“自分に関係の深いグループ会社には理解してもらっているし、それにあなただから甘えさせてもらっている。”と言うものだから、“私はあなたのグループではないし、甘えられる関係だとは思っていない。”と、言い返した。

そして相手の提示した支払い計画書をつきかえし、再提出を促した。

話しが終わって思わずため息がでた。
それを聞き取った彼は“溜息つきはりましたね。私は絶対に溜息をつかんのですよ…。”と、私に言った。

あなたには言われたくない…と心のなかで呟いたが、高揚を押し殺して、最後は笑顔で彼を見送りながら、“溜息はつかないようにしよう。相手に心のなかを見透かされるのは嫌だし、あくまでも強気で諦めない姿勢の自分でいよう。”と思った。

他人の前で溜息をつくものではないと、彼から教わった。
February 16, 2014 12:11:48

入札

カテゴリー: 日記
私は普段ネットオークションに関わることがないから、3000円の本が10円で落札されることが、ごく普通のことと考えてよいものかどうか分からない。

私が30年前に作った画文集は、ときどきネットオークションに登場する。この本は私の手元にも数冊しかない。3000円という値付けで本屋に並んだことがあるが、今日ネットで見たら10円で落札されていた。喜んでよいものか悲しむべきものか思案する。

以前は作者サイン本でオークションに登場したこともある。その時は知人?の誰が手放したか気になったが知る由もない。

この次オークションで見つけたら、自分で落札しようと思う。その時の値段はいくらにしよう?5000円位にしてこれからのために高値の前例を作っておくか?それとも10円にしてみるか?

今、悩むことは止めておこう。幸せすぎて馬鹿みたい。
February 17, 2014 10:40:21

雌雄

カテゴリー: 日記
私が中学生の時に、どうして女性はスカートをはいているのか?と言う私の問いに、同じクラスの女子が“スラックスだと体のラインが見えすぎるからじゃない。”と、答えた。私はその答えに半信半疑で頷いた。
高校生になった時…、雌は子孫を残すため優秀な雄に目にとめてもらうために髪を長くし、化粧し、鮮やかな服を身にまとい目立とうとするのだと納得した。

さて私は、本当の答え、納得いく答えに未だに辿り着いていない。おそらくこの類の疑問は学問としての研究テーマなのだと思う。普段、一般人は立ち止まって考えてみる必要はない。

結婚人口の減少、結婚年齢の高齢化、夫婦別姓、同性婚、男女平等、少子化等が進んできたこの世の中…女性は髪をしなやかに長く伸ばし、化粧をして目元を大きく鼻を高く見せ、ミニスカートやタイトスカートで体のラインをくっきり見せる…この現象を、やはり、ますます競争の激化する伴侶探しの戦いに勝つための手段と考えるべきなのだろうか?

年齢を重ね、自分の雄としての視力が低下してきた今、女性の化粧や身なりが滑稽に見えてきた。
これを老化というのだろうか?
February 18, 2014 13:58:41

記憶

カテゴリー: 日記
東北大震災の後、平和と復興を願いイタリアから宮城県にオリーブの苗木が寄贈された。そのニュースを、今…ネットのなかに見ることができる。
私たちの町にも19年前の震災のあと、やはりイタリアから6本のオリーブの苗木が贈られた。今朝そのオリーブの樹を見に行ってみた。

すると、“私たちの町の復興を願ったイタリアからの寄贈オリーブ樹”という表示はなく、ただ“寄贈樹”と書かれた杭があった。今では誰も樹の由来を知らない。
当時はまだネットが普及していなかったし、現在その樹の由来を検索しても、なんの記載も見つからない。



記憶というものは、誰かが受け継いで歴史に育てなければならない。
そうしないと、みんな忘れてしまうんだ。

そんな意味を込めて、私たちの団体は、震災後20年を目標に、オリーブに託して記憶を紡ぐ活動を行なおうと思っている。

こんどはインターネットを大いに利用させていただくつもりだ。
February 19, 2014 12:18:04

訃報

カテゴリー: 日記
今年…年賀状の便りのなかった男の奥さんから葉書が届いた。その男は私が社会人としての第一歩を踏み出した会社に入社した直後の2週間ほどいっしょに研修を受けた関係で、彼はその会社一筋に歩み、私は3年で辞めたから最初の研修以外の互いの記憶は無いと言っていい。それでも彼と私は年賀状だけのやりとりは続いていた。

ある時は、デッユセルドルフから、ある年はニューヨークから、またインドの都市から…毎年、家族の成長の記録を長文にしたためた年賀状が送られてきた。

葉書には、彼が1月12日に逝ったと書かれていた。昨年1月に胃癌の手術を受け、経過もよく退院後再び海外への単身赴任に就いたが11月に再発し、以後退院することがなかったと言う。葉書には、家族の写真とともに髪はなく痩せ衰え、それでも笑顔をみせる彼の写真が添えられていた。30数年ぶりに見る彼の姿である。発送日には2月16日 35回目の結婚記念日と記されていた。

悲しい知らせだ。近くの知人や親兄弟の死とは違う腹の底を付く痛みを感じる。
会わなくても、話をしなくても友という存在があるとしたら、彼が友であったと、今思う。

これから、奥様に手紙を書く。
なにを綴ればよいか、まだ分からない。
奥様の心が安らげる手紙を書いて送りたいと思う。

友の冥福を祈る。
February 20, 2014 13:18:29

線路

カテゴリー: 日記
今朝、電車の一番前の運転席のすぐ後ろで、前方が良く見える位置に立った。若い頃はこの立ち位置が好きで線路をボーっと眺めながら通勤したが、30才代から車通勤するようになったから、この場所に立つのは、かれこれ30数年ぶりである。

運転席の後ろから見える風景は自分に向かってくる。他の場所からは景色が流れているだけだから視界の質が大きく違う。
吊革を持って外を見ていると揺れの予測ができないから真っ直ぐに立っているのが困難だ。運転席の後ろから見ていると次のカーブが分かるから、横揺れに対し完璧な重心移動をして備えることができる。また運転手のブレーキのかけ方に注意していると縦揺れにも備えができる。
当然のこととは言うものの、運転席にはハンドルがない。バスや自家用車のように横道に逸れることがないから当たり前だが、平行線のうえで前進スピードの変化とブレーキだけの操作である。一見、単純過ぎる作業だが結構面白そうだ。電車でGO!と言うゲームがあったように思うが人気があるのも頷ける。

こんなことを考えながら電車に乗っていると退屈せずに目的の駅に着いた。
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