acchan.com恋愛お見合い - 無料の婚活サイト  どなたもログインしてません  

SOLILOQUY

ひとりごと

 
February 27, 2014 13:29:55

接触

カテゴリー: 日記
昨日の夕方、スーパーに寄った家の帰り道、一番近い歩行者専用道路の高架下を道へ向かった。この付近には大きな私鉄の駅があるので線路を挟んで車輛が行き来できる一般道が遠い。そのため、この高架下の抜け道には歩行者だけでなく自転車の往来も多い。

今までに何度も自転車と歩行者の接触事故があったからなのだろう…自転車から降りて通行するようにと言う安全喚起の看板が高架そこここにある。おまけに乗ったままの自転車を通りにくくするために、円柱の金属の杭が高架下の出入口の二か所にジグザグに何本も地面から立ち上がっている。
私が“自転車は通れません!”と、ハンドルの高さのところが狭くなったP字型の杭の間を抜けようとした時、後ろから自転車の近づく気配を感じ歩くスピードを落とした。直後に自転車が急に斜め横からスピードを落とさず割り込んで来てP字型の杭の間を抜けようとした。
その時、私が手に提げていた買い物袋に接触し、私は“危ないな!”と小さく声をあげた。すると乗っていた男はブレーキの軋む音をたてた。そして、おもむろに右耳のイヤホンをとり、振り返った。男の顔を見ると眉毛は細く、いかにもやんちゃ顔である。一瞬“なんやおっさん。文句あるんか。”と言われるかと思い腰を引いた。くるぞくるぞと思っていたら、険しい顔で“すいませんでした。”と言って走り去った。

良かった…と思った。最悪、殴られるかと思った。あいつが悪いのに、どうして私がビビらなくてはいけないのか?と思うところはあるが、直ぐに、人生いつも正義が勝つとは限らない。相手が悪くても、突っ込まずに穏便に生きていこうと思いなおした。
今度あの道を通るときは、もっと自転車に道を譲ろうと思うのだ。