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SOLILOQUY

ひとりごと

 
February 13, 2014 10:47:48

手作

カテゴリー: 日記
昨日マダムから、一冊の絵本を渡された。昨年秋のマダム主催がしたボジョレーヌボーの会で、隣の席に座ったセレブのおば様が、自分作った絵本を私に見せてくれると言う話をしていたことを思い出した。

前日に行われたマダムの本の出版記念パーティー(マダムを囲む数組のグループが順番にマダムの店で5~7名で会の開いている)に参加したセレブのおば様が、数か月前の私との約束を守って絵本を私に届けるためにマダムに託したのだ。

その本の絵は見るからに素人作品で、ストーリーもこれと言った教訓、感動、面白さもない。一つ…目についたことには裏表紙にセレブのおば様が作詞した詩と楽譜があったこと…作曲者は町で有名な作曲家だ。お金はかかっているに違いない。

私は、まだ本の御礼を言っていない。実のところなんて言えばいいのか分からない。“あなたらしい作品ですね。”くらいしか思いつかない。その一言を言うためにマダムからおば様の電話番号を聞いて(メール等されていないようだ)電話する勇気も湧いてこない。
‘あなたらしい作品ですね’と批評された時には、相手が困っていると気が付いた。

3月にマダムの主催する、ジャズライブのパーティーでお会いするから、その時まで黙っておくことにした。

明日はバレンタインデーである。なんとも思わない人から手作りのものを渡されると困ることもある。この度の絵本はまさにそれに近い。
手作りは無暗にプレゼントすると相手が困ることがあるがあると肝に銘じよう。