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SOLILOQUY

ひとりごと

 
February 20, 2014 13:18:29

線路

カテゴリー: 日記
今朝、電車の一番前の運転席のすぐ後ろで、前方が良く見える位置に立った。若い頃はこの立ち位置が好きで線路をボーっと眺めながら通勤したが、30才代から車通勤するようになったから、この場所に立つのは、かれこれ30数年ぶりである。

運転席の後ろから見える風景は自分に向かってくる。他の場所からは景色が流れているだけだから視界の質が大きく違う。
吊革を持って外を見ていると揺れの予測ができないから真っ直ぐに立っているのが困難だ。運転席の後ろから見ていると次のカーブが分かるから、横揺れに対し完璧な重心移動をして備えることができる。また運転手のブレーキのかけ方に注意していると縦揺れにも備えができる。
当然のこととは言うものの、運転席にはハンドルがない。バスや自家用車のように横道に逸れることがないから当たり前だが、平行線のうえで前進スピードの変化とブレーキだけの操作である。一見、単純過ぎる作業だが結構面白そうだ。電車でGO!と言うゲームがあったように思うが人気があるのも頷ける。

こんなことを考えながら電車に乗っていると退屈せずに目的の駅に着いた。