昨日、東京を回ったなかで、一つ書き忘れた場所がある。 建国記念日の“靖国神社”である。 こう書くと、私の東京小旅行の目的が靖国参拝であって、実は私が隠れ右翼なのだと思われた方がおられるかも知れない。確かに私の祖父は頭山満と交流があったようだが、終戦のお蔭で特攻で散りかけた命を拾った私の父は、戦後、いわゆる一般人として生きたようだし、私もそう生きてきた。 あくまでも、まったく偶然…建国記念日に参拝したのだ。 アナログカルチャーのテーマパーク 代官山“蔦谷”… おたくカルチャー “秋葉原フィギュア” … そして日本国を考えるうえで時の聖地 “靖国神社” この三つの文化をかすめる旅がしたかったのだ。 実は、まだおまけがある。2時頃東京ドームの横を歩いていたら、数百人のコスプレ集団とカメラマン集団に出くわした。 それは…それは…近寄りがたい風景だ。 “この国はすごい。一見交じりあいそうもない、いろいろな文化レベルの人達がいっしょくたに生きている。日本は凄くて、面白い。”と、帰りの電車のなかで呟いた。 |