自分と全く同じ人間…同じ顔・体格・性格・考え方・好み…なんてこの世にいない。 誰もが分かっているけれど、人は常に周囲に自分に近い存在を探して群れたがる。 その状態でもう一歩踏み込んで近づくと、思っていたのとは違うと感じ始めて、反動で自分との違いが目について、離れたくなる。 コミュニケ―ションをとると言うことは、単に相手と近づくことではない。自分と同じ人間なんてこの世にいる訳がないと言うことを前提に、近すぎず離れすぎず、その時々で、短時間で相手に応じた適当な距離をとる…とうことだと思う。 このことが互いに分かっていたら、離婚しなかったかも知れないと思うのだ。 原因はそれだけではないだろうが… 近い存在のはずだと思い込むと誤算を招く結果を生む。 |