ひょんなことから、マダムの店の客の誕生日を順番に祝う会がはじまり今年で3年目をむかえる。
最初…薔薇のおじさんが甲状腺癌と宣告され、手術前に励ましのつもりで、おじさんの誕生会を肴に数人が集まったのが始まりだ。術後に、やはりおじさんの退院祝い目的に、仲間の誕生日を肴に集まった。
おじさんは、その後再発することもなく、数人仲間が増えつつ誕生会と称する…年齢、仕事等あまり一つの括りのない会が続いている。
一昨日、おじさんの誕生会が開かれた。さすがに薔薇の花のプレゼントが届き、参加者が作ってきた薔薇の花の飾られたバースデーケーキも持ちこまれ、おじさんの誕生会に相応しいひと時がもたれた。
心なしか、この度は、おじさんの喋り方に力がなかったのが気がかりだ。おじさんが元気でいることが、この会の存続の絶対条件である。
いろいろ考えていると、おじさんが中心の会だとうことを改めて認識した。
来年も、再来年も元気でいてほしいと願わずにはいられない。
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