自分が他人と違う考え方や感じ方をもっているということは、決して悪いことではないだろう。むしろ事業家にとっては必要な特性だ。他人と同じレベルで考え、同じレベルのことをやっていては、抜きんでることはできないだろうから…。 私の場合、他人の思いつかないことを考えつき、それが正しいと信じ行動を起こすところまではできたのだが、次の段階で、いっしょに同じ方向に突き進む部下を育てることができなかった。 社長(私)は、変わっているから…とか、進み過ぎているから…とか、現場を知らないから…とか言われ、その後で凛として未来を語れなかったから、部下を手足にすることができなかったのだろう。 結局、私は他人を動かすための、重要なファクターだと言われる飴も鞭も使いこなせなかったようだ。 だから、過去にやっていた事業を全て止めてしまうことになった。 昨日書いたfacebookで書いたコメントに対して、みなさんの食いつきがやけに悪い。素晴らしい情報を載せたのに、いつもより読む人が少ない。何故なんだろう。みんなには、この情報価値がわからないのだろうか?不思議でもあり悲しくもある。 そんな状況に直面して、私がいろいろ事業をしていた頃の思いが蘇った。 二度と繰り返すことのないことで…、今が幸せなのだから、もう後悔することもなかろうに…。こんな風にいつまでもウジウジしているところもリーダーに不向きなポイントなのだろう。 この当たりで自分の器を納得する。 |