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SOLILOQUY

ひとりごと

 
January 17, 2013 14:13:06

対話

カテゴリー: 日記
“この世界に神はいると思うか?”と、問われる。
“おられると思う。”と、答える。
“神とは、この世の創造主のことか?”と、問われる。
“そうだ。”と、答える。
“神は、この世のすべての疑問に答えることができるのか?”と、問われる。
“もちろんだ。この世の全ては神の意志の下にある。”と、答える。
“神は、何故この世に人を放たれた?”
“分からない。”と、答える。
“人の営み、経験を神のものとして共に受け入れるためではないのか?”と、問われる。
“分からない。”と、答える。
“神は、あなたになにを望む?”と、問われる。
“私が、いつも神の身元にいると信じる事。”と、答える。
“そう信じることで、どうなる?信じないとどうなる?”と、問われる。
“………………”
“信じるものが天国へ行き、信じないものが地獄に堕ちるのか?”と、問われる。
“いやー……………”
“神は、あなたの疑問に答えてくれたことがあるのか?”と、問われる。
“言葉としてはない。でも、私の周囲の変化を通して神が道を示されたと感じたことがある。”と、答える。
“神は、あなたの人生のすべてをすでに知っていると思うか?”と、問われる。
“知っていると思う。”と、答える。
“あなたのこれからの人生は、あなたはまだ知らないが、神はすでに知っておられるのだな。”と、問われる。
“そうだ。”と、答える。
“あなたは、神がなにものか知っているのか?”と、問われる。
“何ものか?…何も知らない。”と、答える。
“あなたは、自分がなにものか知っているのか?”と問われる。
“何ものか?…何も知らない。”と、答える。

すると…“私は知っている。”と、話し相手が答えた。