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SOLILOQUY

ひとりごと

 
April 09, 2012 14:17:29

卒業

カテゴリー: 日記
私の中学校の卒業式の日、式が終わり全員一旦教室に戻らされ、担任の技術家庭の強面の先生が生徒一人一人に“今”の気持ちを語らせた。私は、“今は何も思いませんが、校門を出る頃にはなにか感じると思います。”と答えた。そうしたら“お前は、最後の最後まで蛍光灯やな…。”と言われた。

私の高校の卒業式の日、式には出席せずに一人で映画を観に行った。何を観たか思い出せない。

私の大学の卒業式の日、式後に行った居酒屋で…、隣の席にいた違うグループのなかに、私が受かった会社の就職試験で落ちた人がいて“どこか就職決まった?”と聞いたら、彼の隣にいた女子に“なんて、いやらしいこと聞くの…自分が受かったからと思って…。”と言われた。そうしたら彼らの仲間の話したことのない一人の男子が“彼(私のこと)は、そんな奴やないよ!”と、言ってくれた。

私は、どんな人間だろうか?
私は、どんな人間に見られているんだろうか?
私は、どんな人間になりたいんだろうか?

卒業を遠い昔に終えた“今日”ふと…考えた。
やっぱり私は、蛍光灯やな…。