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SOLILOQUY

ひとりごと

 
April 03, 2012 17:22:19

感覚

カテゴリー: 日記
初めて訪ねる部屋に入ると、私はその部屋をまんべんなく見渡す。

ホテルに行くとよく分かるが…、レベルの高いホテルには、優秀なインテリアコーディネーターがいてカーペット・カーテン・壁紙・家具・照明器具・リネン・食器等全てが統一したセンスで揃えられている。
それが、レベルの低いホテルになると、良い物が一つ二つ置いてあってもオーナーが衝動買いしたのかと思うような寄せ集めになっていることが多い。

数年前に、あるお金持ちの家を訪ねた時、居間に飾られた数枚の絵が、すべてが微妙に高過ぎる位置に飾られており、妙に落ち着かなかったことがある。周りを見てみると、飾られている調度品が高価なのは分かるのだが、すべてがバラバラのセンスだった。
その家の持ち主が、感覚の磨かれる生活環境で育たなかったことを悟った。

インテリアのコーディネイトは、教科書のなかの勉強より、実際に自分の目で見て触って確かめることが大切に違いない。
そういう意味で子供の頃に過ごした生活環境が重要だと思う。天井の高さや壁の大きさの違いによって、どの大きさの額をどの高さに飾れば良いか…という感覚は、自分の過ごした時間のなかで自然に身につくものだと思う。

子供の頃に、それほどセンスの磨かれる生活をしていなかった私は、大人になってから、レベルの高いホテルに宿泊することを心掛けている。一流のホテルには自分の感覚の肥しになる素材がいっぱいある。お金を払って宿泊する価値があると思う。
お金使わないとセンスは磨かれないと思わない?

良い物を持っている人がセンスがいいわけじゃないから…。コーディネートに統一性があるかどうかが肝心だよね。
今日の話で、私が神経質だと思わないでくださいね。適度な観察力は、時分のセンスを磨くための大切な要素だと思うってことが言いたいだけだから…。

私が、今からインテリアコーディネーターになりたいわけでもないしね…。