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SOLILOQUY

ひとりごと

 
April 08, 2012 16:33:14

花見

カテゴリー: 日記
昨日、器を買い求める時、店の主人である知人の奥さんが、“この作家の一番いい焼きの器を選ばれましたね!やっぱりあなたはアーティストなんですね…。”と声をかけてきた。思わず私は笑いながら“うまいですね。そう言われるとまた買おうと思いますもんね。前にも版画を買った時にその店の主人から、さすがです…この店のなかの一番いい作品を選ばれましたね…と、言われたことがありますよ。それって究極の誉め言葉ですね。”と言ったら、奥さんは笑っていた。
素直に喜んで良かったのだろうか、余計な返事をしてしまったのだろうか…と、後でしばらく考えた。
まぁーいいや。

今日は、午後から花見に出かけた。私はこの年になるまで、花見のシーズンに人ごみに身を投じた記憶がない。

ぷらぷらと桜の有数の名所の一つらしい川沿いを歩いてみた。今日はそれほど苦痛ではなかった。私も人としてこなれてきたのだろうか…。
ただ客観的にみて、明らかに桜の美しさよりも、人が目立っている。ここに集まっている人達は桜を見に来ているのではなく、花を肴に酒を飲みに来ているのだと気が付いた。海外では公共の場で酒を飲めない国が多いと聞くが、日本はその点規制が緩い。昼間のためか警備で巡回する警察官にも緊張感がない。夜になると泥酔客が喧嘩を始めて彼らの出番が回ってくるのかも知れないが、そこまで花見を続けるつもりもなく、小一時間ほど歩いて電車に乗った。


日本人は、このシーズン老若男女が普段は外さない羽目を大きく外して浮かれたち…、日本文化を次世代に継承していくのだと理解した。
日本人は愛すべき人々だ。