今朝午前3時56分、携帯電話の呼び出し音が鳴った。眠りの浅かった私は“真夜中の電話には、良い報せがない。”と、今までの経験が頭をよぎりつつ、一回目の鳴動で電話をとった。「ALSOKですが・・・、○○○さんですか?さきほど○○○の一階で盗難事件が発生しまして・・・すでに警察も来て現場検証を始めています。」「分かりました。40分で行きます。」案の定の悪報であった。対向車のない高速道路を飛ばす途中、妙に落ち着いている自分が不思議に思えた。ビルの入り口付近の真っ暗な街路のなかに黒い人影がうごめいていた。通路には血痕が・・・ALSOKの隊員が犯人と遭遇し、頭を負傷し病院に運ばれたらしい。私が管理室内に入って共用部の照明スイッチを入れると、館内の捜査が活気付いた。幸い管理室以外の進入はなかったようだ。室内を物色した痕跡はあるものの、3万円あまりの駐車場料金のつり銭も異常なく、今のところなんの被害もない。5時半・・・警察の捜査が終わって静寂が蘇った建物を出て氏神様にお参りに行った。「いつも有難うございます。お守り頂いて有難うございます。何もなく有難うございます。これからもよろしくお願いいたします。」すると「こらこら、何が恋煩いや・・・もうちょっとしっかりしいや・・・他に考えることあるやろ・・・」と聞こえたような・・・聞こえなかったような・・・ もう少しきを引き締めたほうが良さそうだ。 殴られ負傷したALSOKの隊員の方・・・あなたのおかげで無事でした。有難う。早く良くなってください。 |