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SOLILOQUY

ひとりごと

 
May 10, 2011 13:41:49

後輩

カテゴリー: 日記
私が社会人としてのスタートをきったのは、大坂に本社を置く繊維関係の上場企業だった。企画室に配属された私は、休みの日に洋裁学校に通わされ(学費は自分もちだった)、1週間休みのない入社1年目を過ごした。2年目になり、デザイナーとして後輩の女性が私の部署に配属されてきた。私は先輩としての立場で指導を心がけ言葉を交わしたが、彼女は私にだけは挨拶をせず、他に誰もいない時に声をかけても、全くの沈黙・・・、ここで私が、彼女に変に手を出したのではないかと思われた方もおられようかと思うが、(実は当時自分でも、何をしたんだろうかと悩んだくらいだ。)全く心当たりがない。3年目で私が退社する時も、一言の言葉もかけてもらえなかった。このとき私の心に女性に対する悪しきトラウマが築かれた。「女は分からん・・・」
退職後、5年ほどたった頃、突然後輩だった女性から電話がかかってきた。会いたいと言われるまま会って話をしてみると、彼女が私に訊ねてきた。「結婚されてますか・・・」??????

「分からん。女は分からん。」この経験が今でも私の女性に対するトラウマになっている。
「いったい、どうゆう生き物なんやねん!」
私は今でも女性が分からない。彼女の気持ちを誰か教えてほしい。