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SOLILOQUY

ひとりごと

 
May 19, 2011 11:52:38

成行

カテゴリー: 日記
ギターを習いはじめてから1年が経った。今習っているのが“アルハンブラの思い出”というトレモロで有名な曲である。ギターを習い始めた日に先生に何か弾きたい曲があるかと問われ、“アルハンブラの思い出”と“ディアハンターのテーマ、カヴァティーナ”と答えた。「カヴァティーナは知らんな、アルハンブラの思い出にたどり着くのはいつのことやら・・・」とそっけなく言い放たれたことを思い出す。私は1年も経たずにアルハンブラの思い出の入り口にたどり着いた。でも、ただ門の前に立っただけで、自分のものになるのはまだ先の話・・・。先生の教え方がいいのか、私の努力の賜物か、暇なせいか・・・。ただ、少しづつ、少しづつ進歩している自分がいる。日々その歩みは分からないが、客観的に自分が眺められるとき、確かな歩みを感じる。この曲はあと1ヶ月で私のなかに入り、2ヶ月で、私の血となって流れはじめると予感する。今日はレッスン日・・・先生に次の私の目標“カバティーナ”を聞いてもらうつもりだ。どんな反応をされるだろうか?

さて、ギターを習いたいきっかけとなった二曲が弾けるようになったら、どうしよう。
もう止めてしまおうか・・・それとも、さらに習いたい曲が生まれてくるのだろうか・・・

自然の成り行きにまかせておこう。