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SOLILOQUY

ひとりごと

 
May 28, 2011 16:07:57

陶器

カテゴリー: 日記
日本人は、世界で一番お墓参りをする国民だ・・・と聞いた。ほとんどの国では、墓を定例に参る習慣などないらしい。私は、長らく墓参りをしていない。別に欧米的感覚だと言うわけではない。9年前に他界した父が生前に寺の住職と大喧嘩して、そのとばっちりが今でも住職から飛んでくるので煩わしくなった・・・と言うのが本当のところ(お坊さんと喧嘩なんかするもんじゃないよなぁー)。先祖への感謝は毎朝かかさず、心のなかで思っています。
阪神大震災のあった1月のある日、先祖の墓に参って驚いた。墓石が倒れ、その下の穴から遺骨が見えていた。その時から自分が死んだら、墓や仏壇になんかに絶対入りたくないと思うようになった。あんな狭い、暗い、寂しい場所にじっとしてるなんて考えただけでぞっとする。
それ以来、死んだら散骨してほしい・・・と希望している。そして一部の骨を砕いて陶器(ボーンチャイナ)の壷にしてほしい・・・と願っている。実用で使用するかどうかは別にして、私がこの世で生きた証としては、ずっと気が利いていると思うがな・・・。

そして、もう一つ私がこの世に生きた証として、絵本や写真集や小説や映画という形にして残したいとも思っている。
絵本(画文集)は27才の時に出版した。写真集は37才で出版した。次は小説…