今日は、大病院での初診療の身内の付添で半日過ごした。私もその病院の診察券を持っており、半年に一度は定期検査で訪れる…親しみのある病院だ。 検査の結果、身内の腹部には腫瘍ができていることが判明し、年明けには幾つか考えられる切除方法を絞り込んで手術することになった。。 身内は、ショックを受けたようだ。私の若かった頃は、本人への告知は一般的ではなかった。私の父が二度目の癌手術をした時も私達家族は黙っていたしな…。 今では、病名を隠すと言う罪悪感から身内や担当医は逃れることができるようになったが、それにしてもあっさり告知するようになったものだ。一には癌=死という方程式が崩れてきたんだろう…医学の進歩なのだろうが、その進歩が高齢化社会を生んでいるに違いない。 自分の寿命を70才過ぎと踏まえている私は、75才以上は延命治療のないホスピスへ…なんて国があったら行ってもいいと思うなー。 身内を出汁に言うのもなんだが…なかなか、あっさりとは死ねん世の中になったものだ。 なんてことを言いつつ…母にはもう少し生きていてほしいと祈る。 |