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SOLILOQUY

ひとりごと

 
December 03, 2012 15:49:40

空気

カテゴリー: 日記
今朝も、いつもと同じ山道を抜け町へ出た。
木間から見える大阪湾には靄がかかっており紀伊半島は見えなかったので、大阪湾を一望する高台には寄らずに一気に町へ下った。昨日から1時間ほど遅れて高台の横を通り過ぎたこともあるが、1日違いでまるで様子が違う。
天気というものが、そういったものだと言われれば確かにそうなのだろうが、幾つかの条件が揃わないと昨日のような景色は拝めないようだ。

奇しくも昨年の12月3日に同じ場所から撮影した写真を引っ張り出してみた。昨日が12月2日だから、同じ時期に空気が澄み渡る瞬間があるのだろうか…?
2枚の写真を比較してみて思い出した。おそらく昨日より1時間早い7時頃の撮影だろう。同じ景色のようだが、昨年の景色のほうが感動的だったことを思い出した。

一昨年のちょうど今頃、重なりあった落ち葉でアスファルトの見えなくなった山道を走っていると、木漏れ日に照らされ、きらきら煌めきながら、ゆれ落ちていく木の葉の舞にすっかり見とれてしまったことを思い出した。
あの日と同じ光景を、1年後に再びみられるものと楽しみにしていたが、昨年の冬にはみることができなかった。今年もあのシーンには出くわせそうにない。

同じように思えても、同じではない。忘れまいとしても消えて行く…二度と戻ることのない目の前の出来事が、たゆまなく過ぎていく。そう考えると、今生きている一瞬一瞬を、その一瞬を、楽しく、悔いなく、感動して、感謝して生きていけたらいいな…と思うのだが…。

そうできたら、今目の前に起こる出来事をすべて受け入れられるようになるだろうか?