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SOLILOQUY

ひとりごと

 
December 24, 2012 10:15:06

距離

カテゴリー: 日記
祭日でクリスマスイブの今日も私は車で会社に向かった。山道に入る前の国道を通行中…、フロントミラーに私の車に接近し過ぎている自家用車が映った。運転者を確認するとごく普通のおばさんである。最近、私はたっぷり車間距離をとって走っているので、山道に入っていれば道を譲るところだが、朝の国道では下手に停車すると迷惑になるから流れに乗って走り続けるしかない。このままでは、もしも前方に事故でもおきて急ブレーキをかけることになれば完全に突っ込んでこられる。だから軽くブレーキランプを点灯して注意を促した。すると一旦離れたが、しばらくするとまた接近してきた。困ったものだと思っていたら、そのうちその車は右折して視界から消えた。ほっと一息ついて、フロントミラーを見たら、違う車がまた接近し過ぎている。運転者を確認したら、またもや普通のおばさんである。私の前方に車がいなくなったので今度はアクセルを少し吹かして振り切った。

よくもまぁー、みんな他人を信じられるものだ。自分一人で対応して、かわせない距離に相手を近づけている。
接近し過ぎて痛い目にあったことのある私は、自分の力の及ばない範囲で他人の懐には入らないし、他人も入れない。
適当な距離感をつかんでいる。

だけど、これは一度自分が痛い目に合わないと分からないのかもしれないなぁー。

イブにおばさんに追いかけられた私は、小さな溜息をついた。