100才まで生きたいかどうかと問われたら、どう答えよう。 7年前に生死の境をさまよった私は、その後…あまり長くは生きられないものと思って生きていたが、今年になってから70才を越えるくらいまでは生きていられそうに思うようになり、70才で消滅する生命保険の見直しをおこなった。 一時は60才までは絶対に生きられないだろうと思っていたから大きな変化だ。 大病を患って余命○○年なんて宣告された人が、その後の生き方が変わると言う話を聞くが、まさにその通り…私も死を前提に物事を考えるようになっていたものが、数年経った今、もう少し生きていられるように思いが変わってきた。だからと言って100才まで生きていられるとは到底思わない。うまく生きられたとして70才を少し越えたところくらいに思っている。 高齢化社会に向かう現代…寿命が延びて平均寿命が90才を越えて100才に近づくのだろうが、私には別世界の話だ。 私も70才位なら、他人の世話にならずに生きていられるだろう。 その位生きたら、それでいい。それ以上はいい。7年前に術後ICUのなかで、自分ひとりでは何もできない数日を過ごした私は、心からそう…思う。 そんなことを考えつつ、明日なにがおこるか分からないことも肝に銘じて生きている。 |