今日は半年に一度の自分の体の定期検査に行った。血液検査・胸部レントゲン検査・ABI検査を行ったが、すべてに異常なし…水泳も続けられそうだ。 “先生に1300件(胸部血管手術の数)は越えられましたか?”と聞いた。“今年の7月に1350件越えていたからね…。”と先生が答えた。“2000件は行けそうですね。”と言うと“当然いくやろね。”と先生が答えた。 今度は先生の方から“知ってる?私…この間、国際的な団体から実績が認められて表彰されたって…。日本人ではまだ10人しかもらえてないらしくて、ほとんど大学の教授で現場の医師は国立循環器センターの医師と私の二人しかいないんやけどね…。”と、自慢そうに話した。 “そろそろ、引き抜きありますね…。”と、私が言うと“そうなんよね…今でも、あることあるんだけど、これと言ったのがなくてね…。私も52才だし、そろそろステップアップ考えなくちゃ…と、思ってるところなんだけど…。”私は、すかさず“外国からのお誘いがあるんじゃないですか?”と言うと“そうなのよ…。アメリカから誘われたら行きたいね。アメリカは厳しいらしいけど…勝負してみたいね。”と、意欲をのぞかせた。 私が“そうなると思います。”と言ったら、先生は微笑んだ。 私の主治医は、ICHIRO級である。 さて、先生がアメリカに行ってしまったら、私の定期検査は誰が診てくれるのだろう?先生に聞いたら“アメリカまで来たらいいじゃない。診てあげるから…。”と、言うに違いない。 それもいいかもしれんな…。 私の心(心臓)を生で見た人なんだもの…、ちょっとやそっとじゃー離れられない。 ついていきます。どこまでも…。 |